毒性元素っちの毒舌人生相談室!

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自分に自信が持てません。どうすれば自信がもてますか?

こんにちは、この前質問した小5です。
いいアドバイスありがとうございました。

なんとか、いじめっ子を見返したいです。
でも、僕は何をやってもうまくいかず、自信が持てません。
どうすれば自信が持てますか?

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カドミウムっち「自信だと・・・?」


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臭素っち「自信ってなんだ?うまいのか?」

 

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ヒ素っち「人間ってのは、自分の尊厳を見出ださないと生きていけないんだと。」


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臭素っち「なんで?」


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ヒ素っち「しらねえよ。ただ、俺を使って数多くのやつが暗殺されたが、暗殺された奴も、暗殺した奴も自尊心とやらのカタマリだったな。」

 

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臭素っち「なんだよ、それ、いらねえじゃん。」


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ヒ素っち「だから、しらねえって、人間に言えよ。」

 

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カドミウムっち「お前な、10年やそこら生きてきたやつが自信を持ってるなんてありえねえぞ。もし、そんな奴がいたとしたら、それは自信とは呼ばない。増長とよぶ。」


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ヒ素っち「まあ、俺がいままで見てきた歴史上の人物に照らしてみれば、人間の自信って奴は、ほとんどの場合、おごりや増長だ。
おごりってわかるか?
要するに、本当は全然すごくないのに、自分で勝手にすごいって思ってるってことだ。」

 

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臭素っち「いいか、ケモノでも、生きてる間に勝つときもあれば、負けるときもある。どんな惨めな負け犬になっても、やつらは懸命に生きる。そして、牙を研ぐ。いつか勝つために。
群れで暮らしている以上、勝ち負けはどんな形であっても現れるもんだ。
負ける度に自信がないって落ち込んでたら、勝つチャンスも見逃すぜ。」

 

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カドミウムっち「要するにな、お前はどんなに負けてはいつくばろうが、それでも生きつづける。それを繰り返して、”俺は負けても立ち上がれる”という経験を何度もするんだ。その経験が、真の自信ってやつだ。

いいか、勝ってるやつが増長するのは当たり前、それは自信ではない。一度でも負ければすぐにポッキリ折れるだろうよ。
負け犬となって、はいつくばりつづけた経験こそが、お前の糧だ。」

 

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ヒ素っち「あとなあ、歴史上の英雄の条件って知ってるか?

英雄ってのはなあ、自分の危機に敏感で、逃げ足が速いんだ。

意外だろ?もっと勇敢なヤツが英雄になったかというとそうじゃない。

致命的な傷を負いそうなほど自分が負けるってわかった時点でその戦はしないか、一目散に逃げるんだ。なりふり構わず、どんな惨めな姿をさらそうとも。
日本で例を挙げると、徳川家康という稀代の英雄は、勇敢だが、逃げ足が速かった。

周囲が敵ばかりで逃げ場がないとわかったときも、部下の進言を素直にきいて、泥水すすりながら逃げた。場合によってはクソもらしながら逃げた。

そうやって、最後に250年続く江戸時代の基礎を築いたんだ。

中国でいうと、漢の皇祖の劉邦三国志の英雄、曹操劉備など、逃げ足の速さは天下一品だぜ。逃げ足が速いのは英雄の共通項だ。

だから、おまえ、何回負けようが、逃げようが、惨めな姿を晒そうが、最後まで生き残って勝ったやつが、英雄なんだ。

そいつらは負けるたびに落ち込もうが、何しようが、なんどでも立ち上がった。

負けて、はいつくばる度に刻まれる経験、それこそがお前の自信につながるんだ。

10年やそこらで自信がないなんて偉そうにいうんじゃない。後100回は逃げるか負けるかしてこい。それでも、自分に自信がないというなら、もう一回相談しに来い。」

 

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カドミウムっち「わかったか、じゃあまたな!」