なぜ男と女に分かれたのですか?
こんばんは、高校1年生になったばかりです。
好きな人ができました。
どうして、人は好きになるのでしょうか?
なぜ、男と女に分かれているのでしょうか?
教えてください。
カドミウムっち「ほうほう、人間特有の恋愛ってやつだな。」
臭素っち「何だそれ?うまいのか?」
ヒ素っち「恋愛については発明して2000年くらいの歴史はあるんじゃないか?
特に言葉が発達してた日本という国では、1000年以上前から女性詩人がいて、恋愛について詠ったりしてるしな。
その他の国では、女が言葉を読み書きできなかったのか、あまり残っていないようだがな。」
カドミウムっち「なぜ、オスとメスに分かれたか・・・については、前も少し話をしたがな。
地球上の生物は確かにオスメスにわかれているやつらも多いな。もちろん、単細胞生物はオスメス関係ないが。だが、生物によっては、雄と雌の両方の性器を持っていたり、途中で性転換したりする生物もいる。
まあ進化の過程で、お前ら生物が、どうしてオスとメスに分かれる必要があったのかお前達の中でもいろんな説があるようだがな。
だが、何千年もお前達を見てきた俺たちが思うに、お前達が何十億年もかけて会得した、環境変化に耐えうるための合理的な方法だったんだろうぜ。」
ヒ素っち「そうだな。地球は何十億年もの間に何度も生物を大絶滅させるほどの環境変化を起こした。
複雑な生物に進化しながら、どうすればすこしでも生き延びる確率があがるか。
そうして、たどり着いたのが、互いの遺伝子を交換し、突然変異も含めた次の世代の新しい形態を作るという方法だったんだろうぜ。」
臭素っち「単純な生物だったら、ウィルスみたいに、自ら形を変えられるやつもいるだろうがな。複雑化した生物となると、どうやって生き延びるかが重要なんだ。それは少しずつ進化しながら、次世代にどんどん命をつないでいくと言う方法だ。」
カドミウムっち「そうして、オスとメスに分かれて、多くの生物はオス同士で争わせて優秀な遺伝子を選別し、メスはその優秀な遺伝子を持ったオスのみと交尾して子孫を残すようにしたんだ。
で、お前達人間は、結婚という制度のお陰で、優秀でないオスでも子孫を残せる。
結婚と言う制度を作ってくれたおえらいさんに感謝するんだな。
まあ、お前がオスなのかメスなのか書いてないからわからんがな。
人間のその制度、地球の環境変化にどれほど耐えられるか疑問だな。
お前達もどんどん恋愛して子孫を残しておかないと、いつ、地球に見放されて、大絶滅の憂き目にあうかわからんぜ。」
ヒ素っち「まあ、恋愛とはな、お前達人間が編み出した、人間にしかない特別な感情だ。まあ、あと10年もすれば、合理的にしか相手を選ばなくなるだろうし、今の価値判断を大切にしてみてもいいんじゃないか?」
まあ、恋愛なんてくだらんことで一喜一憂するのはやめることだ。
あくまで、互いに子孫を残す上で適切な相手かどうかを見極めることだな。」